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ニンテンドースイッチでのバーチャルコンソール、そして拡張コントローラの可能性(中編)

前編では今まで任天堂がどのように過去のソフトをリリースしてきたのかをかんたんに確認しました。後編では、実際にバーチャルコンソールのように過去のソフトをニンテンドースイッチで再現する場合にどうなるかを、コントローラの面から考えていきたいと思います。最初にニンテンドースイッチのコントローラがどうなっているのかを、過去のハードと関係のあるものを主に抜き出しておさらいします。


形態左側入力上側入力右側入力補助その他
ジョイコン2つ
携帯モード
プロコン
アナログスティック
スティック押し込み
方向ボタン※
L,R
ZL,ZR
アナログスティック
スティック押し込み
A,B,X,Y
+ボタン,-ボタン携帯モード時にタッチ操作
加速度センサー(L/R)
ジャイロセンサー
おすそわけプレイアナログスティックSL,SR方向ボタンorA,B,X,YJoy-Con(L)に+ボタン
Joy-Con(R)に-ボタン
加速度センサー
ジャイロセンサー

※:プロコンは方向ボタンではなく十字ボタン

据え置き機編
1.ファミリーコンピュータ

左側入力上側入力右側入力補助その他
十字ボタンなしA,B1PにSTART,SELECT2Pにマイク

一人でのプレイ:○
二人以上でのおすそわけでないプレイ:○
おすそわけプレイ:○
大きく違うところ:十字ボタンとアナログスティック・方向ボタン、START、SELECT、マイクなし
ニンテンドースイッチでは、ニンテンドーハードとしては珍しく付属のコントローラに十字ボタンがついていません。私の勝手な推論ですが、理由は単純で、「おすそわけプレイの実現のため」です。
一人でジョイコンを2つ使って普通のコントローラに近い形で操作もできるようにする都合上、アナログスティックは欠かせません。おすそわけプレイを実現しようとすると、右側入力のA,B,X,Yに当たるボタンが必要不可欠です。そこにさらに十字ボタンを追加するのは、スペースも大きさも操作性も犠牲になってしまいます。そのため思い切って十字ボタンの採用を見送ったのでしょう。ちょっと話がずれますが、GCやXboxのようなスティックの位置になったのもおすそわけプレイのためでしょう。
十字ボタンはある方向を押しているときに別の方向に切り替える操作が非常にしやすいです。これは4つのボタンがつながっているためにできることです。
アナログスティックは同じようにつながっているとみなすことができますが、アナログ入力を可能にしている代償で慣れないと斜めに入りやすく、また僅かではありますが入力が遅れることもあります。おすそわけプレイでは強制的にこれが十字ボタンの代わりになるため、慣れるまで頑張りましょう。
方向ボタンはボタンであるため一見スピーディに入力できるように思えますが、十字キーの代わりとしてみるとつながっていないことが大きく、斜め入力や反対方向への入力の切り替えが少々難しいです。十字ボタン型のカバーを取り付ければ改善するかもしれませんね。一人でジョイコン2つを使ってプレイする場合はこの選択ができます。

また、任天堂は一般的に+ボタンをSTARTボタン、-ボタンをSELECTボタンの代わりに使っていますが、Joy-Conには+か-のどちらかしかありません。もっとも、ジョイコンには他に4つのボタンがありますから不自由はしないでしょう。マイク機能についても、すでに出ているバーチャルコンソールソフトのように代用操作が追加されているのではないでしょうか。

総評としては、プロコン以外では十字ボタンの代用入力になれる必要がある、というところでしょうか。それ以外には大きな問題はないと言っていいでしょう。

2.スーパーファミコン

左側入力上側入力右側入力補助その他
十字ボタンL,RA,B,X,YSTART,SELECTなし


一人でのプレイ:○
二人以上でのおすそわけでないプレイ:○
おすそわけプレイ:○
大きく違うところ:十字ボタンとアナログスティック・方向ボタン
これに関してはファミコンと同じなので省略します。

総評としては、割り当てられないボタンも出ず、もとのハードに近い操作感覚でプレイできるものだと言えそうです。

3.ニンテンドウ64

左側入力上側入力右側入力補助その他
十字ボタン
3Dスティック※1
L,R,ZA,B
Cボタンユニット
3Dスティック※2
STARTなし

※1:レフトポジション時 ※2:ライトポジション時 ファミコンポジション時はスティックを使用しない
一人でのプレイ:○
二人以上でのおすそわけでないプレイ:○
おすそわけプレイ:△
大きく違うところ:十字ボタンとアナログスティック・方向ボタン、Cボタンユニットとアナログスティック、ボタン数(おすそわけプレイ時)
A,B,X,YのボタンがA,Bの2個に戻り、代わりにCボタンが4つ付きました。このCボタンはスーパーマリオ64では主に十字ボタンや右側アナログスティックに近い操作に使われ、ゼルダの伝説時のオカリナではX,Yなどのボタンに近い操作に使われました。
前者の場合はアナログスティックでの代用操作が多少の違和感はあれど分かりやすいものの、後者の場合は少々厄介です。慣れないと、下に入力したつもりが斜めに入ってしまい、結果として別の操作として受け付けられることがあるのです。私は今でもWiiUでやってしまいます。キーコンフィグでX,Y,Lなどに散らすことで、操作感の違いは残るものの改善することができます
問題はおすそわけプレイ。6ボタン1スティックのJoy-Conに対して、64のコントローラは9ボタン1スティック1十字ボタンです。全然違います。64の操作は基本的にライトポジション、レフトポジション、ファミコンポジションに分かれており、それぞれ8ボタン1スティック、2ボタン1スティック1十字ボタン、8ボタン1十字ボタンです。どれも到底足りないように見えます。しかしそれでも△にしたのには理由があります
皆さんはWiiUのバーチャルコンソールのSFCタイトルでWiiリモコンが使えることはご存知でしょうか?一見ボタンが足りませんが、ちょっとした操作で使えるようになります。その時足りないボタン数をどう解決しているのでしょうか?
答えは、キーコンフィグ機能以外何もしていないのです。つまり、割り当てられないボタンが出てもそれで良しとしているのです。これによって、MOTHER2や星のカービィスーパーデラックスのようなボタンが足りなくても十分操作できるソフトは、Wiiリモコンでプレイできるようになっているのです。
この例から考えると、さすがにライトポジションを採用したゲームは厳しいものの、他のポジションを採用した十分プレイできるソフト、例えば星のカービィ64や大乱闘スマッシュブラザーズなんかはプレイできると言っても過言ではないのではないでしょうか?
無論、それぞれのソフトでのキーコンフィグは必須でしょうし、必要ないけどできることができなくなることはあります。

4.ニンテンドーゲームキューブ

左側入力上側入力右側入力補助その他
アナログスティック
十字ボタン
L,R(アナログ入力)
Z
A,B,X,Y
Cスティック
STARTなし


一人でのプレイ:△(一部○)
二人以上でのおすそわけでないプレイ:△(一部○)
おすそわけプレイ:▲
大きく違うところ:十字ボタンとアナログスティック・A,B,X,Yボタンの配置、アナログL,R
現状Wiiより可能性が低く、WiiUの次に難しいんじゃないかとさえ感じるハードです。
A,B,X,Yのボタン配置は独特ですが特筆すべきほどのことではありません。AとYの同時押しのしやすさぐらいでしょうか。
問題はアナログ入力のできるL,Rトリガーです。ルイージマンションスーパーマリオサンシャイン大乱闘スマッシュブラザーズDXといった任天堂発売の有名タイトルにおいてもこの操作ができるようになっています。どういうことかというと、これらのタイトルはファミコンなどとは比べ物にならないほど操作の差異が生じ、またジョイコン2つ持ちやプロコンでも解決できないため、64ソフトで考えたときのようにできないとバッサリ切ればいいという訳にもいかないのがわかります。
逆に言えば、LRの入力具合で操作の反映が細かく変わるソフトでなければ出せると言えなくもありませんが、上記の有力タイトルが出せないまま他のタイトルだけだしていくのか?と問われると疑問を感じます。
おすそ分けプレイに関しては、スティックや十字ボタンを考慮して64より現実的ではないという意味で▲としました。

5.Wii




形態左側入力上側入力右側入力補助その他
Wiiリモコン縦持ちなしB十字ボタン
A
1,2
+ボタン,-ボタンポインティング
加速度センサー
ジャイロセンサー
Wiiリモコン横持ち十字ボタンBA
1,2
+ボタン,-ボタン加速度センサー
ジャイロセンサー
Wiiリモコン+ヌンチャクアナログスティックB
C,Z
十字ボタン
A
1,2
+ボタン,-ボタンポインティング
加速度センサー
ジャイロセンサー
加速度センサー(ヌンチャク)
クラシックコントローラProアナログスティック
十字ボタン
L,R
ZL,ZR
a,b,x,y
アナログスティック
+ボタン,-ボタンなし


一人でのプレイ:○(ポインティングを使うソフトは△)
二人以上でのおすそわけでないプレイ:○(ポインティングを使うソフトは△)
おすそわけプレイ:▲(横持ち時は○)
大きく違うところ:ポインティング操作、クラシックコントローラPro以外におけるボタン配置
細かいところで厄介なところが多いWiiです。多彩な持ち方や拡張コントローラがある分、それぞれのソフトに快適な操作ができるようになっていますが対応は大変ですね。
リモコン横持ちやクラシックコントローラProはあまり今までと変わらないため、ここでは縦持ちとリモコン+ヌンチャクについて考えます。
ニンテンドースイッチではWiiと同じ仕組みを用いたポインティング操作ができません。モーションIRカメラによって何かしらの基準を捉えてポインティングできないとは言い切れませんが、ジョイコンを逆さまに向けなければならない上にセンサーバーを繋ぐ接続口もないスイッチではできないように思えます。他の加速度センサーとジャイロセンサーについてはジョイコンにもありますし、ゼルダの伝説スカイウォードソードのようなジャイロ操作でのポインティングにうまく当てはめられるかもしれないので、期待混じりの△としました。
ポインティング以外の面では、主に縦持ちしたリモコンの操作感が少々厄介です。余談ですがリモコン+ヌンチャクのスタイルでプレイするピクミンはものすごく快適でした。
左側入力を比べてみると、C→L、Z→ZLとすればほぼ同じ操作感で方向ボタンが余ります。
右側入力を見てみると、一見十字ボタンをアナログスティックに入れてしまえばいいように思えますが、ボタンと方向入力の位置が逆です。これによって、特にゼルダの伝説スカイウォードソードのように、十字ボタンを非常によく使い重要度が高い操作が割り当てられている場合には少々不便です。アナログスティックが上にあれば押し込み操作をAに対応させることで非常に近い感覚を得られると考えられますが、それではおすそわけプレイが難しくなるので現実的ではなかったのでしょう。

総評としては、それぞれの持ち方に対してスムーズに設定を切り替えることを可能にする手間を掛ければ、ゲームキューブほどの問題はないと言っていいでしょう。

6.Wii U

左側入力上側入力右側入力補助その他
アナログスティック
スティック押し込み
十字ボタン
L,R
ZL,ZR
アナログスティック
スティック押し込み
A,B,X,Y
+ボタン,-ボタン加速度センサー
ジャイロセンサー
地磁気センサー
二画面
タッチパネル

WiiリモコンについてはWiiと同じなので割愛

一人でのプレイ:一部を除き×
二人以上でのおすそわけでないプレイ:一部を除き×
おすそわけプレイ:一部を除き×
大きく違うところ:十字ボタンと方向ボタン、二画面
これはリメイクや移植を期待するものでしょう。どれだけ性能があってもまた二画面にならない限りバーチャルコンソールのような形での配信はないと思ったほうがいいです。
確かにWiiUではゲームパッドのみでのプレイができるソフトがたくさんあります。しかし、常にその状態として扱うとなると解像度は480Pとなり、任天堂初のHD機としての良いグラフィックは楽しみにくくなります。そうなる上にOffTVPlayに対応していないソフトが配信できないのならば、マリオカート8Deluxeのようにリメイクや移植を願うほうが現実的といえます。

ここまで据え置き機について見てきましたが、十字ボタンのことが大きいですね。殆どのハードについて回ります。
ならばアナログスティックかボタンが十字ボタンに変わったJoyConが発売されるのか?と考えるとそれは考えにくいかなあ…と思います。次回後編にて、携帯機について考えたあと拡張コントローラの可能性についても考えたいと思います。
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